将来の収入と支出のことを知っておこう
本人の収入と支出にはどのようなものがあるのか、まずはそれを把握してください。収入では、障害年金や各種手当、仕事による給与や工賃などがあり、受けとるために申請が必要なものがあります。
支出であれば、おそらくもっとも大きいものは、親と離れて住む場合の住居費ですが、入所施設やグループホームには助成金などの仕組みがあります。また、光熱費などの固定費、さらには医療費もかかってきますが、これらの支出にもさまざまな助成や減免措置があります。ただし、そういったメリットを享受するためには、やはり手続きが必要になります。
医療費は、大病した場合に多額にかかる可能性もあるので、障害者が加入できる医療保険なども考えておかなければいけません。これらを忘れずに押さえておきましょう。
引用/障害のある子の「親なきあと」 著者/渡辺 伸
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