<東京・新宿>「すべての命に平等を」LGBTパレード

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虹色のプラカードを掲げながら行進する「東京ラブパレード」の参加者ら=東京都新宿区で2018年10月8日午後3時54分
虹色のプラカードを掲げながら行進する「東京ラブパレード」の参加者ら=東京都新宿区で2018年10月8日午後3時54分

性的少数者(LGBTなど)や障害者、支援者らによるパレードが8日、東京都新宿区で行われた。政治家によるLGBTへの差別発言をきっかけに企画され、「LOVE&EQUALITY すべての命に平等を」というテーマを掲げて街中を練り歩いた。

呼び掛けたのは、毎年ゴールデンウイークに性的少数者らによるパレードとイベントを開催しているNPO法人東京レインボープライド。杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌への寄稿でLGBTについて、「子どもを作らない、つまり『生産性がない』」と書いたり、「同性愛は趣味だ」とする政治家の発言が続いたりしたことを受け、「すべての命が平等に存在する社会でありたい」という願いを込め、実施した。

集まった約500人は性の多様性を意味するレインボーカラーの旗やプラカードを手に、青梅街道や靖国通りなど約2.5キロを歩いた。パートナーと参加したバイセクシュアルの女性会社員(48)は、最近友人の子どもが当事者と知ったことも参加のきっかけといい、「次の世代のために大人が声をあげないといけない。これまでは我慢してきたが、何も言わないといないことにされてしまう」と憤った。

障害のある長男(3)ら家族と参加した久冨友紀さん(40)は「長男にとって、家の外にはさまざまな生きづらさがあると感じる。LGBTの人も障害者も暮らしやすい社会になってほしい」と話した。

ソース元/BIGLOBEニュースより

Posted by disability-support-info