障害者雇用水増し 検証委設置し経緯調査へ

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中央省庁の8割で障害者雇用が水増しされていた問題で、加藤厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で、水増しの経緯などについて調べる有識者らによる検証委員会を7日、設置し、来週、初会合を開く方針を示しました。

障害者雇用の水増し問題で、厚生労働省は去年6月の時点で中央省庁の8割にあたる27の機関で合わせて3460人が水増しされていたとする調査結果を公表しました。

これについて、加藤厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で「なぜこういう事態が起きたのか、誤りがどこから発生したのか、専門家に調べてもらいたい」と述べ、有識者や弁護士の5人で構成する検証委員会を7日、設置し、来週11日に初会合を開く方針を示しました。

検証委員会では水増しがあった府省庁の担当者への聞き取りを行うなどして水増しが行われた経緯や意図的なケースがあったかなどを調査し、来月中に検証結果を取りまとめることにしています。

また、加藤大臣は障害者雇用の水増しがさまざまな機関で発覚していることから、7日から全国の337の独立行政法人に対しても実態調査を行うことを明らかにしました。

ソース元/gooニュースより

Posted by disability-support-info